心から愛しているものについて

私は、心の底から好きなものがある。
それは、チョコレートとお酒だ。
こうして文字に起こすとなんだかどうしようもないみたいだが、好きなのだから仕方がない。
とにかく好きで好きで、ないと絶対に生きていかれない、というのは大げさか。
けれどもとにかくないとしんどい。

どちらも依存性の高い嗜好品だからなのかもしれないが、なくなると悲しくて仕方がないというのは、なんだか恋愛に似ていると思う。
いなくなると心にぽっかり穴があいたような、というベタな表現がしっくり来るもの。
そういえば、どれも語尾に「holic」をつけて、alchoholicとか、chocoholic、loveholic(この二つは造語かもしれないが)というアグレッシブな単語に変換できるな、とはたと思い至った。
ともあれ、私の毎日はその二つに支えられている。
あまり聞こえのよいものではないことは重々承知しているが、最近では、こういうなにか、「これがあれば毎日幸せ」というものがあるのは、それこそ幸せだな、と思っている。
仕事でいやなことがあっても、美味しいお酒を飲んで毒を吐いてボトックスをすれば、必ず次の日は新しい気分で迎えられるのだ。
金曜日の夜にはしっかり飲んで、一週間の疲れをリフレッシュできる。
それに、少し身体や心が疲れてきたときには、チョコレートは素晴らしい薬効を発揮する。
さすが古代の薬。
誰もが何かひとつこういうものを持っているのではないだろうか。
上手く活用して、人生を快適に過ごす為の小道具。
それはとても個人的なものであってよいのだ。
ちなみに言うまでもないが、こんなに色気のない生活をしている私はloveholicではない。

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