教え子との再会

お弁当屋で仕事をしていたら、突然「○○先生ですか」と聞かれました。

よーく顔を見ると、私が大学を卒業して初めて教えた生徒ではありませんか!
「○○君?」と私も自然とその生徒の名前が出てきました。
初めて教えた生徒、しかもとてもいたずらっ子で、人懐っこく、とてもかわいい生徒でした。
おかげで名前も10年たっていたにもかかわらず、スッと出てきました。
名前がスッと出てきたことには、私もちょっと驚きましたが。
でも、生徒も私のことをおぼえていてくれてとってもうれしい!
残念なことに、お弁当屋はとても忙しい時間でしたので、仕事をしながらちょっとお話するだけでした。
それから、数時間後、お店に電話がありました。
私が出ると、先ほどの生徒からです。
その子は申し訳なさそうに、「あの~、あの時おつりもらいましたっけ?」と。
そういえば、あまりの懐かしさとうれしさと、忙しさで、おつりを渡すの忘れてしまったかも・・・
いや、確かに忘れてしまったな、あの時・・・
なんとも言えない気まずさ。
先生としてのメンツもなく、ただ店員として謝るのみ。
後日、おつりをとりにお店にわざわざ来てくれました。
残念ながらその時わたしはお店にいなかったので、会うことができませんでした。
それから、気まずさもあってか、その子は二度とそのお弁当屋さんに来ることはありませんでした。
わたしにとっては、とても思い出に残るその生徒との日々。
もう一度会って、卒業後どうしたのか、今何をしているのか聞いてみたかったな。

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